アラサー建築学生をはじめました

2022年4月から通信制大学で建築を学びはじめました。

七夕の日に

実家で飼っていた愛犬が天国へ旅立ちました。

 

16年も生きてくれて、最後までヨロヨロになりながらも歩いてました。

 

私は数年前に結婚して実家を出ましたが、

家族や愛犬に何かあった時にすぐに駆けつけられる距離に住んでいます。

オットも、私が実家の近くにいる方が気持ちが楽だろうと考えてくれて、本当にありがたい。

 

毎週は難しいけど、できる限り実家に通ってお世話しました。

高齢化と共にお散歩する時間が短くなり、最後の1ヶ月はお散歩には行けない状態まで弱ってしまいました。

 

実は今年の2月に脾臓に腫瘍がある事が分かっていました。

年齢を考えると摘出手術は体に大きな負担をかけてしまうし、摘出しても長く生きられるか分からなかったので、両親は手術をしない選択をしました。

 

動物病院に付き添いで行った時に

血液検査の結果、貧血を表す数値が非常に悪く

普通だったらもう生きていられないレベルだと言われました。

我が家の場合は、徐々に数値が下がっていったので体が順応してたみたいです。

 

先生から「もう体重とか気にしないで好きな物を食べさせて、いろんな人に会わせてあげて下さい」と言われた時は、つらかった。涙を堪えるのに必死だった。

 

両親は愛犬が少しでも苦しまずに最後を迎えられるように

レバーをご飯に混ぜたり、酸素濃縮器を買ったり、少しでもおむつが快適になるようにと試行錯誤したり、とにかくやれることをしました。

 

本当に愛がないとできません。

 

最後は、まるで眠っているような表情で亡くなりました。

その表情を見て、飼い主としての義務を果たせたんだと思いました。

最後までたくさんの愛を愛犬に注いでくれた両親に感謝です。

 

犬を飼うって、本当に大変です。

「ただ可愛いから」という理由なら、お願いですからやめて下さい。

犬(そのほかの動物も)が可哀想です。

 

犬を飼うのって、お金がすごくかかります。

私の知り合いにも、まだ若い愛犬に腫瘍が見つかって何十万もお金を払って手術をしている方がいました。

ペットフードやおやつ、そのほかの必需品もありますからね。

 

あと、時間も取られます。

我が家の愛犬は柴犬で運動量が多い犬種なので、毎日朝夕の散歩をしていました。

雨が降ってようが、雪が積もっていようが関係なく散歩に行きたがったので、

私は冬の散歩がとになく嫌でした、、、。

でも、楽しそうに雪の中を走ってる姿を見てると、なんか嬉しい気持ちになりましたね。足先は冷えて感覚が麻痺してましたが、、、。

 

あ、あと、家はボロボロになります。

新築の人は覚悟して下さい。壁紙なんて一瞬でビリビリです。

我が家も引っ越したばかりの家を一瞬でボロボロにされて、両親はショックを受けてました。

 

お世話はすごく大変だけど、、、

だけど、愛犬が家族にもたらした幸せは比較できないほど大きかったです。

 

だから、いつか私もオットと柴犬を迎え入れたいと考えています。

実はオットも柴犬を昔飼っていて、同じ七夕の日に亡くなりました。

今頃、仲良く走り回ってるかな?

 

ペットショップでは絶対に飼わないと決めていて、

まだ分からないけど、里親募集から引き取れたらなと思っています。

 

愛犬を失って、なかなか気持ちが整理できなくて

淡々と生活するだけで精一杯です。

私の両親、大丈夫かな?なんて人の心配してる場合じゃないですよね。

 

大学の勉強は全体的にペースが遅れてますが1つずつ片付けていきます。

 

愛犬のように人生を全うできるように、今日も生きます。

あー。書きながらまた涙があふれてきました。